施設紹介
所在地 | 福井県福井市安波賀中島町地係 |
---|---|
河川名 | 九頭竜川水系足羽川 |
型 式 | フローティングタイプ全可動堰 |
堤 長 | 103.7m |
堤 高 | 4.65m(土砂吐) 4.3m(洪水吐) |
最大取水量 | 9.368m3/s |
魚道(左右岸) | 2ヵ所(左右岸) |
取水口
堰柱
左岸側魚道
右岸側魚道
中央管理所
記念碑
旧頭首工(手前)と
新頭首工施工中
旧頭首工堰柱
堰柱…戦国大名朝倉氏遺跡の玄関口に位置することや周辺農村集落との調和を図る観点から、ゲート巻上室上屋は、朝倉氏時代の武家屋敷や周辺切妻屋根古民家をモチーフにしている。
魚道…左岸側魚道はハーフコーン型魚道、右岸側魚道は魚道ブロック式魚道。
対象魚介類はアユ、サクラマス、トウヨシノボリ等。
本ビオトープは、酒生上江用水路から水を取り入れ、酒生小学校校庭の一隅にある。造成理由は、「足羽地区のメダカを救え」の呼びかけに、小学校の職員・児童、PTA、NPOの協力が得られたことである。早速、ビオトープの造成とメダカの移動活動が行なわれた。
植物は学校付近に自生しているクロモ、ヤナギモ等を移植し、生物が用水路とビオトープを自由に往来できる構造になっている。
本ビオトープは、小学校の総合学習に活用されており、毎年、講師を招き生きものの定点観測が行われている。
所在地:福井市成願寺町地係
パンフレットはこちら
昔から農業が営まれていた場所であったが、土地が軟弱なため、農作物の栽培は点在し条件の悪い農地だった。しかし、生物にとっては豊かな息地であり、ヤマアカガエルやミズワラビなどの貴重な生物が確認されていた。
このため、圃場整備事業と共に生物を救おうと、地元のお年寄りから子供までが立ち上がり、昔ながらの水田風景のビオトープに整備した。本ビオトープは、「生物が賑わう自然の園」から板柵水路で水田に水を引き、自生していたハンノキは残した。田植えは手作業で行い、山林との境の水路には杉板で蓋をし、排水路は間伐材を使うなど環境に調和させた。
所在地:福井市半田町地係
パンフレットはこちら
本ビオトープは、600㎡の休耕田を借り受け近隣小学校の職員・児童、PTA、地域住民によって造成された。生物や植物は、文殊地区で採集されたものや生物が自ら浸入してきたものである。
地域の資源を守り、育てていこうという考えから、外来種は排除している。
子供達は、古代種の復活を願い、文殊山の表土を移植し、どのような植物が生長するか観察を行なっている。
所在地:福井市二上町地係
パンフレットはこちら
本ビオトープは、「六条のみち」、「いこいのみち」、「せせらぎ水路」で構成されている。パイプ排水路とせせらぎ水路の複断面の構造になっている。
せせらぎ水路は竹柵工による土水路で、水路内には近くの花苗を移植し、溝畔は木チップ舗装で環境に配慮した水路である。
所在地:福井市天王町地係
パンフレットはこちら
本用水は、足羽川管内の生態系調査で初めてメダカが確認された環境保全施設。メダカの生息場所は、現国道8号線と旧国道8号線の区間に生息しており、流速の緩やかなコンクリート三方張用水路。この区間は水田に用水を取水するために堰上げされ、生物が水田と水路を自由に往来できる構造になっている。
本水路は近隣小学校の環境学習の場としても活用されており、農道路肩を利用した草花の植栽や用水路に児童が作成したお魚等の壁画を貼り付け、毎年魚類の捕獲調査なども行われている。
所在地:福井市下荒井町地係
パンフレットはこちら
昭和23年に震災復旧で整備され、50年余りが経過し、護岸等の老朽化が進行、漏水が著しく施設の保全維持に支障をきたしていた。また、生活排水の増加による水質の悪化で、かつての美しい流れは影を薄めていた。
快適な生活環境を取り戻すために、「歴史の流れとの共振」をテーマに県営水環境整備事業が実施され、平成10年10月に完成した。景観形成が目的なため、必要な用水は地中の専用送水管で確保するようになった。
所在地:福井市東郷二ヶ町地係
所在地:福井市稲津町地係
所在地:福井市上東郷町地係
この他、11箇所に環境水路があります。