登録までの経緯
①登録申請(~H28.3.31)
足羽川堰堤土地改良区連合 → ICID国内委員会
【提出書類】申請書、位置図、過去と現在の写真、その他参考資料、概要書、意見書
(ICID国内委員会による審査)
②申請施設決定(~H28.5.18)
ICID本部に申請する施設が決定
(英文申請書作成)
③ICID本部への登録申請(H28.6)
CID国内委員会 → ICID本部
【提出書類】申請書、位置図、過去と現在の写真、その他参考資料、概要書、意見書
※ICID国内委員会の審査(指導)を踏まえ、追加修正したものを英文化
(ICID本部による審査)
④世界かんがい施設遺産への登録決定(H28.11.8)
ICID国際執行理事会(H28はタイ・チェンマイで開催)で登録が決定
日刊県民福井 H28.11.9
他、6新聞に記事が掲載
地域振興活動
当連合では、世界かんがい施設遺産に登録された「足羽川用水」の歴史的・社会的価値を県内外の方に広く周知するとともに、今後の継続的な施設の維持保全・地域活動の発展に向けた活動を行っています。
特に、登録年度である平成28年度から令和2年度までの5年間を、情報発信の強化「PR施設整備」と認知度向上対策「啓発活動」として重点的に実施しています。
令和3年度以降もこれまでの取り組みを継続および発展させ、地域全体の振興を図っていきます。
情報発信の強化「PR施設設備」
足羽川用水をわかりやすく紹介する施設を設置しています。
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大型PR看板
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ミニモニュメント
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水標
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旧木田用水石造物
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旧酒生取水門石造物
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酒生調節水門周辺設備
認知度の向上対策「啓発活動」
足羽川用水を体感できる交流イベントの開催や、次世代を担う小学生に出前授業を行っています。
■交流イベントの開催
◇過去の開催実績(平成29年度~平成30年度)
◇直近の開催実績
※令和2年度は、新型コロナウィルス感染拡大へのリスク回避のため、中止としました。
■世界かんがい施設遺産 足羽川用水体感スタンプラリーを開催しました!(令和元年11月3日)
平成28年11月、県内で初めて、足羽川用水が世界かんがい施設遺産に登録されました。「足羽川用水」の 歴史的・技術的・社会的価値を県民の方に広く知っていただき、関心を持ってもらうために、令和元年11月3日に足羽川用水の関連施設を巡るツアーを開催しました。
今年度は、スタンプラリーやクイズなどのゲーム的要素と、昔の農具の展示といった文化的要素を新たに追加し、子どもやリピーターの方も楽しめるよう工夫しました。当日は好天に恵まれ、家族連れを中心 に約100人が、用水周辺の自然や歴史を楽しみながら、約5キロのコースを巡りました。
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自由散策(徳光用水路)
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施設案内(除塵機)
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スタンプラリー(酒生調節水門)
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昔の農具展示
【参加された方々の感想(抜粋)】
用水路の水がきれいで魚がいっぱいいた。(10歳未満女性)
歴史を学びながらスタンプラリーができて良かった。(10代男性)
普段見ることのない施設を見られて、良い体験だった。(40代女性)
ウォーキングマップはこちら
■出前授業の開催
◇出前授業の一例(福井市岡保小学校)
※学校教育で「出前授業・郊外授業」を取り入れてみたい先生方は、当連合までご連絡ください。